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《絵本紹介『たまも』豆本の扉や 作》「第3回eこころ企画『え と ほん 展』」 [開催中の展示会情報]

開催中「第3回eこころ企画『え と ほん 展』」では、4名の方の絵本の原画を展示し、実際に絵本も販売しております。

作品を一つずつご紹介していきますが、今日ご紹介するのはこちら…

『たまも』豆本の扉や 作

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〈あらすじ〉
たまごのような、たまも。気づくと森の中にたったひとり。自分が何のたまごだか分からない。
世話好きの黒い鳥が仲間を呼んできたけど誰も分からない。
それどころか「ヘビのたまごじゃない!?」なんて誰かが言うから、あっという間にまたひとりぼっち。
当のヘビまでやってきて、危うく食べられそうになる始末。驚いた拍子にコロコロ転がり穴の中。
ところが、穴の中でたまもに異変が!?さて、たまもの正体は!?

ーーーーー

そもそも、豆本とは何?と言う方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご説明を。

元々は、聖書の抜粋や祈祷書などを持ち歩きに便利なように手のひらサイズにしたものが始まりのようです。
明確な規格サイズなどはなさそうですが、大体長辺が3センチ以下のものを豆本、1センチ以下の物はマイクロ本と言うようです。
日本でも江戸時代、明治時代、第二次世界大戦後…と流行した時期があったようですが、日本最古の豆本は奈良時代に『百万塔陀羅尼』と言う巻物形式の物が発見されているそうです。
(日本豆本協会ホームページより)

今回展示してくださっている「豆本の扉や」さんは、ほとんどの作品を、文章・挿し絵・装丁まですべてお一人で手作業で作っていらっしゃいます。
現在流通している豆本でも、和綴じがあったり、形式は様々ですが、扉やさんの豆本は一部を除いてレギュラーサイズの装丁本と同じ作り方をしているのだとか。手に取っていただければわかりますが、小さくても本当に立派な本なのです。

今回は、原画を飾っていただいた「たまも」の他に、「朝を呼ぶ」「あかいねこあおいねこ」を販売しております。
(6/20時点で「あかいねこあおいねこ」は完売しました。)
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また、今までの作品のサンプルをご自由にお読みいただけます♪

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『豆本の扉や』ホームページ
 http://www.tobiraya.net/

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